「わかっちゃいるけどやめられない」撃退術

「わかっちゃいるけど、やめられない」ってモノありますか?

 

例えば、よくある話だとギャンブルだったり、ゲームに必要以上に没頭する、過剰な摂取(お菓子を食べ過ぎるとか)、過度な飲酒、無駄にサボってしまうとかです。

 

他にも、お金のムダ遣いはしない!と心に誓ったのに、気がつくとショッピングモールに行って衝動買いをしてしまうとか、、。

 

はい、これはぼくの事例です。

 

ぼくは、「わかっちゃいるけどやめられない」の、まさに宝箱状態だったんですね。でも、今はキッパリとやめることができました。

 

なぜやめれたのか?というと、ある一つの思想に出会ったからなんです。

 

肉体>精神 vs 肉体<精神

その出会った思想というのは、簡潔にまとめると「肉体>精神」です。

 

人間は、この状態になってる時に、「わかっちゃいるけどやめられない状態」になってしまうのです。

 

どういうことか説明しますね。

 

この「わかっちゃいるけどやめられないモノ」というのは、そのほとんどが肉体からのシグナルに反応しているだけなんです。

 

例えばギャンブルだと、心の底では”もうやりたくない”と改心(したつもり)を刻みつけます。

 

でも、心では「もうやらない!」と決めていても、脳からの快楽シグナルは発信され続けます。なので、それに打ち勝つことができなくなって、あーだこーだ理由をつけて、結局ギャンブルに走ってしまうんですね。

 

まさに”想いのチカラ”が自我(ワレよしの気持ち)によって、抑えつけられてるんです。

 

そういった「わかっちゃいるけどやめられない人」には

 

  • 希望を叶えるチカラが弱い
  • 運が悪い
  • 周囲も負のスパイラルに巻き込む

 

という共通点があるように感じます。

 

「わかっちゃいるけどやめられない」からの脱出

では、そんな「わかっちゃいるけどやめられない」から脱出するには、どうすればいいのでしょうか?

 

ぼくが学んだことや経験から考えると、2つあります。

 

  1. 悪い習慣を物理的に断ち切る
  2. 行動や習慣を変える

 

一つずつ、簡単に説明しますね。

 

1、悪い習慣を物理的に断ち切る

もっともわかりやすい方法として、いま行なっている悪い習慣を、どうしてもできない状態にしてあげるというやり方があります。

 

例えば、2度寝とかがわかりやすいですかね。

 

ぼくは学生時代、二度寝の常習犯でした。…ということは全くないんですが笑 どちらかというと、クラスの中でも早起きの方で、今もその習慣は続いています。

 

まあ、そんなことは今回はどうでもいいんですが、ぼくの学生時代のクラスメイトにも、そんな二度寝常習犯がいたんですね。

 

で、その二度寝常習犯なんですが、再犯防止策として、目覚まし時計を3〜4つセットしたり、遠く離して置いたり、親や友人に強制的に起こしてもらうといった施策を取っていたんです。

 

そう、これが「悪い習慣を物理的に断ち切る」です。

 

2、行動や習慣を変える

他にも、行動や習慣を変えるという方法があります。これは、自己啓発やマネジメントをかじっていると、よく聞く話ですよね。

 

すでにうまくやっている人の習慣をマネよう!とか、態度を変えて行動を変えよう!とか、声にすればその通りにいずれなる!といったものですね。

 

なので、自分でこういう自啓本の内容をやってみたのですが、どうなったと思います?

 

ハッキリ言ってダメでした。じぇ〜〜んじぇん効果なし。まさに箸にも棒にもかからないとはこの事!ってくらい何も変わりませんでした。

 

でも、結論から言うと、ぼくがどうやって悪習慣を断ち切ったのか?というと、この「行動や習慣を変える」ことに成功下からなんですね。

 

とある習慣を変える思想を取り入れたところ、ジワジワと変化を感じることができるようになったんです。

 

やめられないならやってない前提で動け

ぼくが取り入れた思想というのが「Be Do Haveモデル」というものです。

 

Beは望む状態、Doは行動、Haveは必要なものを指すのですが、ぼくは今の仕事を副業で始めた時に、すでに起業されてた仲間から教わりました。

 

そして、不思議な縁なのですが、とある海外経営者のオーディオコーチングでも、このモデルの話をよく聞くようになりましたし、篠塚澄子さんの本(たぶん、、、)でも、このモデルを目にするということが重なったんですね。

 

で、多くの人は、自分を変化させたい!と思った時や、他人と自分を比べる時に、Have Do Beの順でモノゴトを考えます。

 

つまり、

 

  • あいつは太い人脈を持っているから(Have)
  • 凡人にはできない事がやれて(Do)
  • 人々から賞賛を浴びてるんだ(Be)

 

とか、

 

  • もし、自由な時間があれば(Have)
  • たくさん運動をやって(Do)
  • 痩せることができるんだ(Be)

 

とかですね。

 

なので、Have Do Beの順番でモノゴトを考える人は、「もっとお金があればなぁ」とか「時間さえあれば、、」と、自分ではコントロールできないモノに依存していることが多いのです。

 

でも、行動や習慣を変えるためには、順序を逆にして捉える必要があるんですね。

 

つまり、「痩せる習慣を手に入れたい」のであれば

 

  • 私は痩せている人と同じ考えをして(Be)
  • 食事は最低限しか食べない(Do)
  • だから、痩せる習慣が手に入る(Have)

 

というようになります。

 

このように捉えることができるようになると、冒頭にお話した肉体と精神の関係性も「肉体<精神」となります。

 

なので、肉体から発信される快楽シグナルにも、自分の思いで断ち切ることができるようになるんですね。

 

このBe Do Haveモデルを自分に落とし込むことができれば、本当に人生が大きく変わります。

 

これは、企業で考えるとわかりやすいかもしれません。

 

企業には理念やビジョンが大事じゃないですか。中には理念で飯は食えるのか?という思想をお持ちの方もおられますが、ぼくは必要だと考えてます。

 

なぜなら、今回の話でいうと、理念やビジョンというのはまさにBeの部分だからです。Beが定まってないと、Do(行動内容)も、Have(手に入れたいもの)もついてきません。

 

というわけで、この記事がお役に立てれると幸いです。長くなっちゃったんで、この辺で!

 

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

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